2011年04月25日

「小臀筋(しょうでんきん)」

 小殿筋

※図は解剖学講義から引用

解剖学講義解剖学講義
著者:伊藤 隆
南山堂(2001-04)
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小臀筋はお尻の筋肉になり
中臀筋(お尻の上の方の筋肉)や大臀筋(お尻の膨らみ部分の筋肉)
よりも下層にある筋肉になります。

そのため、体表からは触ることのできない筋肉です。
 
腸骨翼(骨盤の上部の広い部分)から始まり
大転子(足の付け根の外側の出っ張り)に停止しています。

働きとしては、中臀筋と同じく 足を外側に上げる
股関節の外転運動と内側に回転する内施運動になります。

ですが、片足立ちをする時は少し働きが違います。

足を上げている方の中臀筋は
その筋肉自体が緊張してお尻を持ち上げています。

それに対し、まっすぐ立っている方の小臀筋と中臀筋は
骨盤に股関節をしっかり固定することで 反対側の足を持ち上げられるようにしているのです。

そのため、この2つの筋肉が弱っていると
片足立ちの時にバランスが悪くなり 安定できずに転倒してしまうのです。

また、小臀筋の下には
梨状筋(骨盤の中心から股関節についている筋肉)
と坐骨神経が走っているため
小臀筋がこれらを圧迫することで坐骨神経痛になる人もいます。

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成城 整体 鍼灸 院長@草野masami0704 at 12:56│コメント(0)■筋肉 | L小臀筋

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