2011年04月26日

「上腕筋(じょうわんきん)」
 上腕筋
※図は解剖学講義から引用 解剖学講義解剖学講義
著者:伊藤 隆
南山堂(2001-04)
販売元:Amazon.co.jp
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上腕筋は、肘から上の上腕の筋肉です。

上腕二頭筋(力こぶ部分)の下にある筋肉になり
手で触ることができない筋肉です。

上腕骨の前側の下半分から始まり
尺骨(肘下の内側の腕の骨)で停止しています。

働きとしては、肘を曲げる屈曲運動になります。

屈曲運動の時は、烏口腕筋(烏口突起から上腕骨に走る筋肉)
上腕二頭筋などと一緒に働きます。

そして、位置的にさほど変わりもなく
主な働きも同じ上腕筋と上腕二頭筋ですが
内側に向ける回内運動の時には違いが現れます。

その違いは、骨の停止地点にあります。

上腕二頭筋の方は、ほとんどが橈骨(肘下の外側の腕の骨)
に停止しており、内側に向ける時には橈骨によって力が弱まります。

それに対して上腕筋は、内側にある尺骨に停止しているため
抵抗がなく、内側・外側両方ともに同じ力を出すことができるのです。

ですから、どのような状態においても力を失わない
強力な筋肉といえるのです。

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成城 整体 鍼灸 院長@草野masami0704 at 12:04│コメント(0)■筋肉 | L上腕筋

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